パタヤ風俗体験レポートの続きです。
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パタヤ風俗体験レポート その1オカマのゴマキを店に帰したのがまだ夜の12時前。
チンポを立てたまま寝るわけにもいかんので、
ホテルを出て、町をブラブラ歩くことにした。
ゴーゴーバーは騒々しいし、さっきひどい目にあったのでパス。
バービア(オープンバーみたいなやつで姉ちゃんが横に座ってくる)は安く飲めそうだが、女の子と混み入った会話をするほど語学力がないので、これも何だか敷居が高い。
そもそも街中のバービアは西洋人の客ばっかりで、日本人が入っていくには抵抗ある。
っていうか、前を通っても店の姉ちゃんたちは日本人だと知らんふりで、客として見てない。
通りかかるのが西洋人だと、「一杯飲んでけ」と必ず誘うくせに。
ムカつくので、コンビニでビールを買い、ビーチロードを飲みながら歩いた。
パタヤの夜は暑い。
熱帯特有の蒸し暑さで、体から汗が自然と噴出し、Tシャツがべとつく。
そうしてしばらく海岸沿いの道を歩いた。
道沿いのベンチには、若い女の子が集団で、あるいはひとりポツンと、人待ち顔に座っている。
ネットの情報によると、このビーチロード沿いにたむろしている女の子の多くは、売春目的なのだそうだ。
あからさまに誘ってくる女はいない。
ただ通りかかる男の顔を必ずチラッと見て、こちらの動きを確かめているので、その情報は確かなようだ。
ところが私は今までにストリートガールを買ったことがないので、
今ひとつ女の子に声をかける度胸が起きず、タイミングもうまくつかめない。
っていうか、そもそも通りは薄暗いので女の顔も今ひとつよくわからんし。
何人かの女は外灯の下にいたので顔を見ることができたが、
とても相手にする気が起きるレベルではない。
そうこうしているうちに、
私はビーチロードをさっきからもう何往復もしているのだった。
その間、一人の女に向こうから声をかけられた。
めちゃくちゃ可愛い。芸能人で言うと、坂下千里子といったところ。
でも背が高いし、何か声も低いし、嫌な予感がしたので、失礼かとも思ったが、「Are you lady boy?」と聞いてみた。
そしたらやっぱり「Yes.」だって。
そのオカマは「サービスする」と言っていたが、丁重にお断りした。
何でタイに来て、一晩に二回もオカマの相手をせにゃならんのだ。
気がついたらもう深夜の3時近いのだった。かれこれ3時間も私は、
ビーチロード周辺を立ったり座ったり、行ったり来たりしているのだった。
気のせいか、女の子も私が通りかかるたびに「この人、また来たの?」っていう顔をしているような気が・・・・。
あほらしくなってきたので今夜は帰って寝ることにした。
ホテルへの帰り道の路上で、ギター片手に歌っている若者たちがいた。
いわゆるストリートミュージシャン、日本と同じような風景だ。
そのミュージシャン達の歌を座り込んで聞いている女の子がひとり。
その娘が私に向かってにっこり微笑んだ。
実はさっきからここの前を通りかかるたびに、
私はその娘と必ず目が遭い、そのたびに娘は私に微笑みかけるのだ。
娘は決して美人ではない。
色黒のいわゆる南国チックな顔立ちで、たいていの日本人は気にも留めないと思われるが、笑ったときに八重歯が出て、表情はイキイキしている。
とても人懐っこいので私はその娘にちょっと魅かれた。
数時間の一人歩きの寂しさから、私は勇気を出してその娘の方に歩み寄った。
そして隣に腰掛けて娘に話しかけた。
娘は嫌な顔もせず笑顔で私の問いかけに答えてくれた。
話をして分かったのは、娘は21歳で、生まれはタイ北部のウドンターニという町。
お金を稼ぐために田舎からパタヤに出てきて、まだ2週間ということ。
今はパタヤのバービアで働いているそうで、
仕事帰りはたいていここへ来て、歌を聴いているのだそうだ。
娘は音楽がとても好きなのだ。
以上のことを拙い英語で聞き出した。
娘も英語で私のことを尋ねてきたので、私も正直に答えた。
娘はファラン(西洋人)は乱暴だから嫌いだ、と言った。
たいていのタイの女の子は、明るくて気さくなファランを好むが、娘は違うのだった。
娘は、日本人は優しいから好きだ、と言った。
私へのお世辞も混じっていたと思うが、私は娘に対してさらに好感を持った。
お互い少し打ち解けたところで、私は娘を自分のホテルに誘った。
娘は少しはにかんでいたが、最後には「Yes」と言った。
その後、朝までその娘と過ごした時間のことは、
数ヶ月が過ぎた今でも、素敵な思い出として私の心に残っている。
ホテルに入ってからは話もそこそこに、二人は激しく行為をした。
その後、私と娘は一つの布団でぐっすりと眠った。
夜中に目が覚めると、隣には娘の寝顔があり、それ見ると私は娘に対する愛しさを覚えた。
私は娘に優しくキスをした。
娘は目を覚まし、そして笑って、私に抱きついてきた。
翌日のお昼近くに、娘は自分のアパートに帰っていった。
私は娘を「買った」つもりでいた。それに値する行為もしたからだ。
でも娘は結局その代金を私に請求することはなかった。
帰り際に娘は、今夜も会いたい、と言った。私も、自分もそうしたい、と答えた。
私は、パタヤで2泊の予定だったので、
パタヤでの最後の夜である今夜もこの娘と過ごして、
その時娘に2日分のチップを渡す気でいた。
しかし、結論を言うと、私はこの旅行中、その娘に再び会うことはなかった。
その晩はもう、私はその娘以外は抱く気になれなかったので、
夜になっても昨日のゴーゴーバーをちょっと冷やかしたぐらいで、ほとんど遊ばなかった。
ちなみに、昨日のゴーゴーバーには相変わらずゴマキがいた。
ゴマキは「誰か他のレディーを連れて帰れば?」と言っていたが、私はあいまいな返事で断った。
しばらく隣に座っていたが、相変わらず無口で、知らぬ間にどこかへ行ってしまった。
例の下駄女も店にいて、話しかけてきたが、こちらは思いっきり無視してやった。
その後はホテルで一人酒を飲んで過ごした。
しかし、これがいけなかった。
旅の疲れと酒の酔い(私は旅行中はいつも大酒を飲むのだ)が出て、
私はホテルの部屋ですっかり眠り込んでしまった。
目が覚めたときはもう午前4時だった。
娘に会おうと、昨晩彼女と出会った場所へ急いで行ったが、
さすがにもう娘の姿はそこにはなかった。
娘もホテルに私を訪ねてくることはしなかったようだ。
その日の午後、私は予定通りバンコク行きのバスに乗って、パタヤを後にした。
私はとても心残りだった。
田舎からお金を稼ぎにやってきた娘に、楽しい思いをさせてもらいながら、何の気持ちも渡せなかったことを考えると、何だかすまないような気がした。
そして、心にぽっかり穴が開いたような気持ちのまま、バンコクに着いた。
次の日の早朝には、私はバンコク発の飛行機に乗って帰国するのだった。
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パタヤ風俗体験レポート その3 天風(36)
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